大阪の梅田高校の時のサッカークラブの友人からこの冬休みに十年ぶりに集まろうという手紙が届いた。友人の顔(かお)を思い出そうとしてもすぐには思い出せなかったため、そのころの写真を出してきて、見てみた。台風が近づいてきているのに無理して練習した時の写真や、みんなで旅行中に飲みすぎてたおれて寝てしまった時の写真なんかを見ていると、毎日が楽しいことばかりだった高校の時がなつかしくなった 。

 それで一月のはじめのある日、みんなでよくあそんだ梅田高校の近くの公園に集まることになった。集まる日の朝起きたら、晴れていて風もない日でうれしかった。しかし、行ってみると、そのへんの様子(ようす)もみんなの様子もすっかり変わってしまっていてびっくりした。違う町で知らない人に会っているような気がした。ほとんどがもうおくさんも子どももいる人ばかりで、父として、そして会社員として忙しく、サッカーとは関係が無くなってしまっている。前はあんなにしずかだった公園の回りも、今は新しい店が並び、行ったり来たりする車と人でいっぱいである 。

 町が変わるのは仕方がないが、前はあんなに親しかった(したしかった)友人とはなんとなく距離(きょり)ができたような気がして急にさびしくなった。

 

1)      Regarding with 手紙: Who sent the letter to the writer? What is the purpose of the letter?

 

2)      Why did the writer see the photos?

 

3)      Describe the photos that are mentioned in the passage.

 

4)      How did the writer feel when he saw the photos?

 

5)      What event happened in January? How was the weather on the day?

 

6)      Why was the writer surprised upon the arrival of the place? Provide the reason with detailed examples.

 

7)      What is the writerÕs impression about the whole experience on the day?