1.この
和菓子、
ちょっと
甘いけど
おいしいね。
濃い
お茶によく
合うわ。
妹にも
食べさせてあげたいから、
五つ
ばかりおみやげに
買って
帰ろう。
2.この
雑誌、
おもしろそうな
記事が
たくさん
載っているわねえ。
読んじゃ
ったら、私にも
読ませてくれない?
必ずすぐ
返すから。
3.
ゴミ捨て場には「中から
ゴミが
出ない
ように、
ゴミ袋の
口はかたく
テープか
何かで
縛って
おいて
ください。
」と
書いた
看板が
立ててあるのに、
そういう
社会
ルールを
守らない
無責任な人が
増えている。
4.
専門の
航空
工学の
知識を
生かす
ことができますので、この
研究所で
働かせて
頂ければ
幸いです。
5.
腕が
強いと
言っても、父はもう
老人
ですから、
引越を
手伝わせる
わけにはいきませんよ。
重い物を
運ばせて
背中や
腰が
痛くなっ
ちゃったら
大変
ですから。
6.
エッカードさんは
日本語がものすごく
うまいが、まだ
敬語の
使い方を
間違えるので
恥ずかしいと
言っている。
でも、彼から
来た
手紙には
日本人
でさえ
あまり
知らない
難しい
漢字が
使ってあったりするので、
私の方が
恥ずかしくなる。
7.お
言葉に甘えて、この
箱、
宅急便の人が
取りに
来るまで、
事務所の
入り口の
横か
コンピューター室に
置かせて
もらうことに
しました。
私の
部屋は
狭
すぎてこれを
入れると
ドアが
開かなく
なっちゃうので、
助かりました。
8.
後輩の
池西さんが
来月号の
雑誌に
コラムを
書かせてほしいと
言うので、
承知したが、まだ
アイデアさえない
らしい。
締め切りまであと
3日
しかないが、
別に
あわてている
様子もないし、
担当者の
僕
としてはすごく
不安だ。
9.
やっと
春らしくなりましたね。
今
京都では
桜が
満開です。
ぜひ
育子さんを
誘って
見にいらして
下さい。
京都駅まで
来ていただければ、
家の
者に
迎えに行かせます。
母も
このごろ
阪本さんのお
顔を
見ていないので
寂しいと
申しておりましたので、ぜひ
来ていただければ
嬉しいです。
10.お
忙しい
ところ
すみません。
実は
先日お
送りした
サンプル
商品のこと
について、
もう少し
詳しく
説明させて
頂きたいと
思って
お邪魔
いたしました。
恐れ入りますが、
ちょっとお
時間
頂く
わけにはいきませんか。
11.
農学部に
入ったのは、べつに
農業に
興味があったわけ
じゃなくて、そこが
一番
入りやすい
学部だった
からだ。
ほかの
学生も
みんな
同じらしく、
だれも
宿題さえし
ないで、
パチンコに
行ったり
麻雀を
やったり
している。
その中で
中国
出身の
留学生の
リーさんだけは
違っていた。
みんなが
誘っても
あまり
出かけず、
図書館で
勉強
ばかりしていた。
家族の
住む
モンゴルの
南の
方の
小さな
村に
できるだけ、
日本の
農業技術を
持って
帰り、村の
生活を
豊かに
したい
という
夢があるのだ
そうだ。
それを
聞いた時、
遊ぶこと
ばかり
考えている
日本人の
学生は
なんて
甘いの
だろうと
恥ずかしくなった。
12.
「ねえ、うちの
企画部に
入った
東田っていう
女の人、
知ってる?」
「うん、
髪が
長くて
いつも
ブランド物の
服
着ている人
でしょ?」
「
彼女ね、
夕べ
子どもが
熱を出して
寝ている
っていうから、
先に
帰らせてあげたのよ。
それなのにね、私が11時
過ぎに
帰る時、
彼女が
親しそうに
ビジネスマン
風の男と
タクシーに乗ろう
としている
ところを見
ちゃったのよ。
」
「
マジ?」
「
ちょっと
距離があったことはあった
けど、あの
コート、
間違いないわ。
みんなが
遅くまで
残業しているのに、
どういう
つもり
かしら。
腹が立つわね。
あんな人は
早く
辞めさせ
なきゃ。
」
「
落ち着いてよ。
それだけで
辞めさせる
わけにはいかないじゃないの。
」
「それは
そうだ
けど、、。
それにしても
頭に来るわ。
勤務時間中に
事務所で
タバコすってることもあるし、。
」
「
面接に
来た時はよさそうな人に
見えたのに、、。
一緒に
仕事をするまでは、
人ってわからないわねえ。
」
13.
次の
セミナーで私が
会社の
代表
として
話させて
もらうことになった。
こんなに
責任の
重い
プロジェクトを
やらせて
もらうのはここに
就職して
初めてのことだ。
セミナーが
始まるまでまだ2か月もあるが、もう
緊張している。
セミナーには
部長や
課長も
出席なさるし、
外国の
クライアントも
招待する
予定なので、
プレゼンで
失敗
すれば
会社の
名前に
傷が
ついて
しまう。
がんばら
なければ。
14.
エリ
ちゃんの
作って
くれる物は
何でも
おいしいのだが、
どれも
ちょっとだけ僕には
塩からい。
僕は
京都
出身で、
薄味に
慣れているので、
エリ
ちゃんの
料理を
食べた後は
のどがかわいて
しょうがない。
でも
せっかく
僕の
ために
作って
くれるのに、そんなことを
言ったら
彼女を
傷つけて
しまう
ような気がして、
やっぱり
言えない。
15.
私の
右腕には
肩から10
センチほど
下に
小さな
傷がある。
五年ほど前、
北アルプスを
登山中、
縛って
おいた
ロープが
切れて、3
メートルほど
下に
落ちた
時にできた
ものだ。
その時はひどく
血が
出て
びっくりしたが、
幸い
深い
傷では
なかったので、すぐ
治り、今はよく
見なければわからないほど
薄くなった。
16.
子どもが
スーパーや
コンビニで
選ぶのは、
いつも
歯に
悪い
ガムや、中に何が
入っているのかわからない
ような
お菓子
ばかりだ。
食事も
好きなのは
マックの
ハンバーガーや
ラーメンや
カレーライス。
いくら
好きだと
言っても、
そんなもの
ばかり
食べさせている
わけにはいかない。
成長期の
子どもには
無理にでも、
魚や
野菜や
果物を
食べさせ
なければ
骨が
強くならないし、
体力も
つけることが
できない。
幸い、
上の
娘は
好き嫌いがなくて
助かるが、
下の子は
にんじんも
ピーマンも
たまねぎもだめで、
お弁当に
入れて
おいても
必ず
残して
しまう。
なるべく
肉料理に
混ぜたりして
食べさせる
ように
しているが、
必要な
ビタミンを
取らせるのはなかなか
難しい。