Lesson 28A
1.この和菓子、ちょっと甘いけどおいしいね。濃いお茶によく合うわ。妹にも食べさせてあげたいから、五つばかりおみやげに買って帰ろう。
2.この雑誌、おもしろそうな記事がたくさん載っているわねえ。読んじゃったら、私にも読ませてくれない?必ずすぐ返すから。
3.ゴミ捨て場には「中からゴミが出ないように、ゴミ袋の口はかたくテープか何かで縛っておいてください。」と書いた看板が立ててあるのに、そういう社会ルールを守らない無責任な人が増えている。
4.専門の航空工学の知識を生かすことができますので、この研究所で働かせて頂ければ幸いです。
5.腕が強いと言っても、父はもう老人ですから、引越を手伝わせるわけにはいきませんよ。重い物を運ばせて背中や腰が痛くなっちゃったら大変ですから。
6.エッカードさんは日本語がものすごくうまいが、まだ敬語の使い方を間違えるので恥ずかしいと言っている。でも、彼から来た手紙には日本人でさえあまり知らない難しい漢字が使ってあったりするので、私の方が恥ずかしくなる。
7.お言葉に甘えて、この箱、宅急便の人が取りに来るまで、事務所の入り口の横かコンピューター室に置かせてもらうことにしました。私の部屋は狭すぎてこれを入れるとドアが開かなくなっちゃうので、助かりました。
8.後輩の池西さんが来月号の雑誌にコラムを書かせてほしいと言うので、承知したが、まだアイデアさえないらしい。締め切りまであと3日しかないが、別にあわてている様子もないし、担当者の僕としてはすごく不安だ。
9.やっと春らしくなりましたね。今京都では桜が満開です。ぜひ育子さんを誘って見にいらして下さい。京都駅まで来ていただければ、家の者に迎えに行かせます。母もこのごろ阪本さんのお顔を見ていないので寂しいと申しておりましたので、ぜひ来ていただければ嬉しいです。
10.お忙しいところすみません。実は先日お送りしたサンプル商品のことについて、もう少し詳しく説明させて頂きたいと思ってお邪魔いたしました。恐れ入りますが、ちょっとお時間頂くわけにはいきませんか。
11.農学部に入ったのは、べつに農業に興味があったわけじゃなくて、そこが一番入りやすい学部だったからだ。ほかの学生もみんな同じらしく、だれも宿題さえしないで、パチンコに行ったり麻雀をやったりしている。その中で中国出身の留学生のリーさんだけは違っていた。みんなが誘ってもあまり出かけず、図書館で勉強ばかりしていた。家族の住むモンゴルの南の方の小さな村にできるだけ、日本の農業技術を持って帰り、村の生活を豊かにしたいという夢があるのだそうだ。それを聞いた時、遊ぶことばかり考えている日本人の学生はなんて甘いのだろうと恥ずかしくなった。
「ねえ、うちの企画部に入った東田っていう女の人、知ってる?」
「うん、髪が長くていつもブランド物の服着ている人でしょ?」
「彼女ね、夕べ子どもが熱を出して寝ているっていうから、先に帰らせてあげたのよ。それなのにね、私が11時過ぎに帰る時、彼女が親しそうにビジネスマン風の男とタクシーに乗ろうとしているところを見ちゃったのよ。」
「マジ?」
「ちょっと距離があったことはあったけど、あのコート、間違いないわ。みんなが遅くまで残業しているのに、どういうつもりかしら。腹が立つわね。あんな人は早く辞めさせなきゃ。」
「落ち着いてよ。それだけで辞めさせるわけにはいかないじゃないの。」
「それはそうだけど、、。それにしても頭に来るわ。勤務時間中に事務所でタバコすってることもあるし、。」
「面接に来た時はよさそうな人に見えたのに、、。一緒に仕事をするまでは、人ってわからないわねえ。」
14.次のセミナーで私が会社の代表として話させてもらうことになった。こんなに責任の重いプロジェクトをやらせてもらうのはここに就職して初めてのことだ。セミナーが始まるまでまだ2か月もあるが、もう緊張している。セミナーには部長や課長も出席なさるし、外国のクライアントも招待する予定なので、プレゼンで失敗すれば会社の名前に傷がついてしまう。がんばらなければ。
15.エリちゃんの作ってくれる物は何でもおいしいのだが、どれもちょっとだけ僕には塩からい。僕は京都出身で、薄味に慣れているので、エリちゃんの料理を食べた後はのどがかわいてしょうがない。でもせっかく僕のために作ってくれるのに、そんなことを言ったら彼女を傷つけてしまうような気がして、やっぱり言えない。
16.私の右腕には肩から10センチほど下に小さな傷がある。五年ほど前、北アルプスを登山中、縛っておいたロープが切れて、3メートルほど下に落ちた時にできたものだ。その時はひどく血が出てびっくりしたが、幸い深い傷ではなかったので、すぐ治り、今はよく見なければわからないほど薄くなった。
17.子どもがスーパーやコンビニで選ぶのは、いつも歯に悪いガムや、中に何が入っているのかわからないようなお菓子ばかりだ。食事も好きなのはマックのハンバーガーやラーメンやカレーライス。いくら好きだと言っても、そんなものばかり食べさせているわけにはいかない。成長期の子どもには無理にでも、魚や野菜や果物を食べさせなければ骨が強くならないし、体力もつけることができない。幸い、上の娘は好き嫌いがなくて助かるが、下の子はにんじんもピーマンもたまねぎもだめで、お弁当に入れておいても必ず残してしまう。なるべく肉料理に混ぜたりして食べさせるようにしているが、必要なビタミンを取らせるのはなかなか難しい。