1
マサチューセッツ工科大学には、
同じ
ケンブリッジに
ある
ハーバードと
比べて、
かなり
現代的な
建物が
多い。
特に
2004年に
完成した
スタータセンターは、その
斬新な
デザインで
人々の
注目を
集めている。
この
建物は
フランク・
ゲーリーと
言う
建築家が
デザインした
ものだ。
外見も
ユニークだが、
センターの中にも
最先端の
技術が
生かされている。
ロボティックス、
人工知能、
コンピュータサイエンスなどの
分野の
学生、
教員、
研究員たちが、
もっと
生産性を
向上させられる
ように
様々な
工夫がされている。
新しい
ワークスタイルの
創造と
呼ぶべき
建物
である。
2
先日、父は
医者に
胃癌の
可能性があるから、
手術をした方が
確かだと
言われ、
どうしたらいいか
悩んでいる。
父は
手術を
怖がっている
ようだし、
83
歳
という
年令を
考えると、
手術の
必要性が
どのくらいあるか
疑問だ。
最近は
日本でも
セカンドオピニオンを
聞く人が
増えて
来た
らしいので、父にもほかの
医者に
相談する
ように
勧めてみようと
思っている。
3
東京の
物価は
今まで
僕の
住んでいた
ミズーリ
州の
田舎とは
比べ物にならない。
今
アパートを
探している
ところだが、
先日
不動産屋に
見せてもらった
アパートは
本当に
狭いのに、
家賃が
九万七
千円もして
びっくりした。
日本人の
友達に
言ったら、
交通の便のいい
日本橋の
アパート
としては
安い方
だから
決めた
方がいいと
勧められてしまって、
さらに
ショックを
受けた。
僕は
学生ビザで
東京に
住んでいるので、
日本にいる間は
働いて
はいけない
ことになっている。
従って、
アメリカから
持って来た
お金だけで
生活
しなければならない。
計算すると、
家賃も
入れて
一ヶ月
平均
13
万円
ぐらいしか
使えない
ことになる。
13
万円もあれば、
ミズーリ州なら
十分
楽しみ
ながら
生活
できると
思うが、
東京では
遊ぶことは
もちろん
無理。
電話
さえ
持てない
だろう。
ほかの
留学生は、
親に
もっとお金を
送ってくれと
簡単に
頼んでいる
みたいだが、うちは
農業をやっていて、
生活は
苦しいし、
なるべく
迷惑をかける
ようなことはしたく
ないと
思っているが、、
4 うちの
祖父は酒に
酔うと
昔のことを
話す
癖がある。
たいていは
戦争
中のことだ。
フィリピンで
助けてもらった
恩人のことや、
亡くなった
軍人の
友人のこと
なんかを
話していることが
多い。
戦争の
つらい
思い出や
戦後の
食べ物の
なかった
苦しい
時代など、
話しながら、
ぼろぼろと
泣いて
しまうこともある。
私もお酒は
嫌い
じゃないから
晩酌には
喜んで
付き合ってあげているのだが、
それにしても、
何回も
何回も
同じ
思い出話を
聞かされるのは
ちょっと
つらいなあ。
5
今朝
午前4時
過ぎに
駅裏の
雑居ビルから
火が出て、その
ビルを
含む
三軒の
ビルが
全焼
しました。
また、そのすぐあと、
そこから車で5分
ぐらいしか
離れていない
秋山町の
住宅街でも
火事が
ありました。
火事で
焼けた
家の
家族は
旅行に
出ており
留守だったため、
警察では
放火の
疑いがある
として、
捜査を
続けています。
6
パリの
ルーブル美術館には
世界的に
知られている
美術品が
数多く
展示されている。
その
中でも
特に
有名なのは「
モナリザの
微笑」
だろう。
この
絵画の
前には
大勢の
人々が
立ち止まり、
複雑で
神秘的な
微笑みをもつ
女性の
肖像を
見つめている。
この
絵画は、
ご存知のように、
イタリアルネッサンスを
代表する
偉人、
レオナルドダダ・ヴィンチの
作品
である。
ダヴィンチは
芸術
だけではなく、
工学、
医学、
天文学、
幾何学、
流体力学、
建築などでも
天才的な
能力を
持っていた。
彼の
デッサンの
中には彼が
考案した
様々な
機械の
デザインも
残っている。
7
恐い
国、何を
考えて
いるかわからない国--それが
日本人の
持っている
北朝鮮の
イメージだ。
北朝鮮の
スパイ
による
大韓航空機
爆破
事件、
日本人
拉致問題が
我々
日本人の
記憶から
消えることはない
だろう。
今、また
金正日が
核兵器を
開発してる
という
情報が
伝えられて、
日本人はいつ
攻撃
されるかわからない
という
恐怖感を
抱いている。
毎日
北朝鮮の
恐ろしさを
強調する
番組を
見させられていると、
どんどん
北朝鮮を
憎む
感情が
日本の中で
高まっている。
しかしながら、
私達は
このような国と国との
政治的な
関係が
個人的な
差別に
つながってしまわない
ように
気をつけ
なければならない。
先日
娘の
通っている
中学で、
北朝鮮の
国籍を
持つ
女の子が
いじめられ、
先生もそれを
止めさせようとし
なかった
という
悲しい
事件があった
これと同じ
ようなことが、
日本の
社会の中で
たくさん
起っているの
ではない
だろうか。
私も
留学中に
一度
外国人だ
という
理由で
冷たくされた
経験があるので、
このような
事件を
聞くと
胸が
痛む。