管理解説書

fs checkvolumes

目的

キャッシュ・マネージャーにボリュームの関連情報の更新を強制します。

構文

fs checkvolumes  [-help]
   
fs checkv  [-h]

構文

fs checkvolumes コマンドは、キャッシュ・マネージャーがメモリー内に保管し、ボリュームからデータを取り出すときに使用する、ボリューム名とボリューム ID 番号の間のマッピング・テーブルを破棄します。次にアプリケーションが AFS データを要求するときには、キャッシュ・マネージャーはボリューム情報を求めてボリューム・ロケーション (VL) サーバーと交信した後、実際のデータを求めて適切なファイル・サーバー・マシンと交信しなければなりません。

キャッシュ・マネージャーは定期的にマッピング・テーブルを更新しますが (デフォルトでは、1 時間ごと)、このコマンドは、ボリューム名が変更されたこと、あるいは、ボリュームの新規の読み取り専用レプリカがリリースされたことを発行者がしっている場合に役に立ちます。それは、このコマンドを発行すると、キャッシュ・マネージャーは、変更されたボリュームを参照するように強制されるからです。

オプション

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

出力

次のメッセージは、コマンドが正常に実行されたことを確認するメッセージです。

   All volumeID/name mappings checked.
   

必要となる特権

なし。


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