管理解説書

fs whereis

目的

ファイルまたはディレクトリーを格納する各ファイル・サーバー・マシンを報告または指定します。

構文

fs whereis [-path <dir/file path>+]  [-help]
   
fs whe [-p <dir/file path>+]  [-h]

構文

fs whereis コマンドは、-path 引き数が指定した各ディレクトリーまたはファイルを含むボリュームを格納する各ファイル・サーバー・マシンの名前を戻します。

オプション

-path
ホスト・ファイル・サーバー・マシンに戻す各 AFS ファイルまたはディレクトリーを指定します。部分的なパス名は、現行作業ディレクトリーに相対するものと解釈され、この引き数が省略された場合にもデフォルト値となります。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

出力

出力は、指定の各ディレクトリーまたはファイルにつき 1 行を組み込みます。これは、常駐する指定のディレクトリーまたはファイルを格納しているボリュームのファイル・サーバー・マシンを指定します。ディレクトリーまたはファイルを示す複数のマシンのリストは、複製されたボリュームにあります。

通常、マシン名には、そのセル・メンバーシップを示すサフィックスが付いています。セルがクリアされていない場合は、fs whichcell コマンドを使用して、ディレクトリーまたはファイルが常駐するセルを表示します。ローカル・マシンのセル・メンバーシップを表示するには、fs wscell コマンドを使用します。

次の例では、常駐するディレクトリー /afs/abc.com を格納するボリュームを指示します。これは fs1.abc.com および fs3.abc.com の両方に複製されます。

   % fs whereis -path /afs/abc.com
   File /afs/abc.com is on hosts fs1.abc.com fs3.abc.com
   

必要となる特権

なし。

関連情報

fs whichcell

fs wscell


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