Tanaka Comprehension Questions

質問14.1

第11&12段落

Question 14.1

Paragraphs 11&12

ゲルの新しい相と相転移は、温度を変化させても見られます。pH変化で見ら れた相のうちのいくつかの相の間を転移することが見つかりました。興味深い ことに、この両性ゲルが収縮した相は、完全に収縮しきった状態ではないので す。それを見るために、収縮した相から出発して、水にアセトンを加えてみま した。すると、収縮したゲルがもう一度、不連続な体積変化をし、もっと収縮 した相に相転移をしました。この完全に収縮した相への転移は、水中で膨潤し た相にアセトンを加えても見られます。

このような多重相をもつゲルが次々に見つかっています。現在までのデータ の示すところでは、多重相をもつためには、まず、水素結合が必要である。そ れだけでも多重相を示す例がアクリル酸のゲルです。それともう一つの引力(疎 水相互作用、静電的相互作用、または、ファンデルワールス力)があると、そ してそれらを適当な割合で混ぜてやると、実に簡単に多重相を取ります。

次の文で正しいものにはT、間違っているものにはFを選びなさい。

 T   F 

   多重相を示す例はアクリル酸のゲルしかない。
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