Ishii Comprehension Questions

質問7

第4-7段落

Question 7

Paragraphs 4-7

チームワークステーションは、コンピュータ、印刷物、手書き、ハンドジェス チャなど、日常の仕事に使用している多様なメディアを同時に混在して利用で きる自由度の高い仮想協同作業空間を提供します。

- 誰でも気軽に使えるために

グループウェアがその威力を発揮するためには、まず、メンバの大多数に 共通のツールとして受け入れられることが不可欠です。すなわち「クリティカ ルマス」の壁を超えることが必要です。

従来のグループウェアでは、メンバ全員が特定機種のコンピュータ上で走 る特定のグループウェアの操作法を覚え、それを協同作業に使用しなければな りませんでした。そのために、個人作業で使い慣れたツールとの間に生じる不 連続性が、グループウェア普及の大きな障害になっていました。チームワーク ステーションはこの問題を解決しました。

毎日の仕事で私たちは、ワープロや作図エディタなどのコンピュータから 紙、鉛筆、雑誌、本、更には電話などと多様なツールを使い分けています。ま た、これらのツールに対する好みや使い方も、人により異なります。そこで、 メンバ各人の仕事のスタイルを大きく変更することなく、使い慣れたツールや メディアをそのまま協同作業にも利用できる「シームレス(縫目がない)」な協 同作業空間を提供することをチームワークステーション開発の目標としました。

次の中で、チームワークステーションが提供しないものはどれですか。


1. 「シームレス」な協同作業空間

2. 自由度の高い仮想協同作業空間

3. グループウァアと使い慣れたツールとの間に不連続性のある協同作業空間

4. 使い慣れたツールやメディアをそのまま利用できる協同作業空間

5. 多様なメディアを同時に混在して利用できる協同作業空間
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