1.3. ネットワークインストールの準備

Red Hat Enterprise Linux インストールメディアがネットワークインストール (NFS、FTS、HTTP経由)か、ローカルストレージからのインストールのどちらかに利用できなければなりません。NFS、FTP、HTTP のインストールを行なっている場合は、次の手順を使用します。

ネットワークからのインストールに使用する NFS、FTP、HTTP サーバーは、完全な RedHat/ ディレクトリを提供できる独立したマシンでなければなりません。RedHat/base/ ディレクトリと RedHat/RPMS/ ディレクトリが使用でき、全インストール CD-ROM からすべてのファイルが配置されている必要があります。

注記注記
 

以下で示しているディレクトリは /location/of/disk/space/ に該当します。つまり、RedHat/ ディストリビューションディレクトリ自体は 含まず、これの上位にあるディレクトリということです。例えば、インストールステージングサーバー上の /export/rhel/ 内に Red Hat Enterprise Linux 4 インストールファイルがある場合、/location/of/disk/space/ は、/export/rhel/ になります。

インストール CD-ROM から RedHat/ ディレクトリをインストールステージングサーバーとして動作する Linux マシンにコピーするには、以下の手順を行ないます。

1.3.1. NFS インストールに ISO イメージを使用する

NFS インストールの場合、インストールツリー全体をコピーするのではなく、ISO (または、CD-ROM) イメージを使うことができます。ディレクトリ内の必要な ISO イメージ(バイナリ Red Hat Enterprise Linux CD-ROM) を配置したら、NFS 経由のインストールを選びます。それから、インストールプログラムをそのディレクトリでポイントしてインストールを実行します。

インストールをする前に ISO イメージが完全であることを検証することで、NFS インストール中に頻繁に遭遇する問題を回避する役に立ちます。インストール実行前に ISO イメージが完全であることを検証するには、md5sum プログラムを使用します(各種オペレーティングシステムには使用できる数多くの md5sum があります)。md5sum プログラムは、ISO イメージとして同じサーバー上にあるはずです。

また、updates.img と呼ばれるファイルがインストール元のディレクトリに存在する場合は、インストールプログラムの更新に使用されるものです。Red Hat Enterprise Linux の各種インストール方法、及びインストールプログラム更新の適用方法についての詳細は anaconda RPM パッケージのファイル install-methods.txt を参照してください。

注記注記
 

ISO イメージは、Red Hat Enterprise Linux の1 リリース、1 タイプ用の ISO イメージしかディレクトリ内に格納できません。