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IT

15.561 IT Essentials I
15.564 IT Essentials II:Advanced Tech. for Digital Business in the Knowledge Economy
15.571 Generating Business Value from IT
15.597 Information Technology and Business Transformation Proseminar

 

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15.561 IT Essentials Itop
2005春
(H1)
教授 Thomas Malone
教科書 N/A

MIT といえば IT 、でもパソコンは大の苦手。そんな僕が選んだのがこのコースでした。 H1 だけのハーフセメスターで IT の基本中の基本を押さえます。講師は御大 Thomas Malone です。初回の授業で「PC の中にはね、 Little Man が入っているんだ。この Little Man はすごーく Stupid なのでたった 7 つの動作しかできないんだよ。」と小学生に諭すようにして始まったコースですが、僕と同様 IT に弱いスローン生も多いようでクラスはなかなかの盛況。インターネットの仕組み、 Web ページの作り方、アクセスを使ったデータベース管理、インターネットセキュリティ等を浅く広くカバーし、最後の課題は自分でサーベイを作る事でした。

この授業を終えて IT に詳しくなったとは思わないけれど、業界の人にバカにされない程度の会話は何とかできそうな、そんな気にさせてくれるナイスな授業でした。 Malone のまったりとした喋りも私は個人的に好きだったので、ここぞとばかり質問をしまくってました。ファイナンスやストラテジーの課題で苦しんでいる春学期の中、ひとときの安らぎを与えてくれる、心のオアシスのようなコースです。 【S.M. MBA'06】

 
15.564 IT Essentials II: Advanced Tech. for Digital Business in the Knowledge Economytop
2004春
Benjamin Grosof
Efraim Turban et. al. Electronic Commerce - A Managerial Perspective. Prentice Hall

2004年度春学期より新設されたクラスで、15.561 IT Essentials のAdvanced 版です。 Grosof 教授は元IBMの技術者であり、最前線でWebの研究を行っています。授業の内容は彼の専門に沿って Web Semantics が中心になります。

インターネットの生みの親として有名なTim Berners-Lee(MIT 計算機科学研究所主任研究員・W3C ディレクタ)がゲストとして講義してくれるなど、内容は最先端で興味深いのですが、授業の進め方は完全な講義調であり、退屈です。2年目以降改善されることを望みます。 宿題は、ペアで提出するレポートが2回、チームによるプレゼンテーションが一回。さらに期末試験もありました。【H.Y. MBA'05】

 
15.571 Generating Business Value from ITtop
2005春
Peter Weill
N/A

経営者として、ITをどのように活用していくかを学びます。謳い文句は「ITの専門でない経営者が知っておくべき内容をカバーする」となっていますが、専門用語が頻出する上、受講している学生もITバックグラウンドの人間がほとんどでした。このため、個人的には「CIO養成講座」に近い印象を受けました。

前半は「ITを活用したビジネスモデルの例」、後半はより具体的な「Business Valueを産み出すためのITの活用方法」を扱います。新しいコンセプトに入ると講義を行い、続いてそれに関連するケースを演習するか、またはゲストレクチャラーがやってくるという形式です。日本企業のケースとしては、セブンイレブン・ジャパンが「最も有名なIT成功事例の一つ」として紹介されます。教授もかなりお気に入りのケースらしく、日本人活躍のチャンスです。

Center for Information Systems Research (CISR) のディレクターも務めるWeill教授の授業は非常にわかりやすく、学生からもかなりの好評を博していました。態度もフェアで、あらゆる学生の意見を一生懸命くみ上げようとする姿には好感を覚えました。ただ、英語が少しオーストラリア訛りなので、慣れるまでは注意が必要です。パイパー (paper) って何ですか、などという質問はしてはいけません。

ワークロードは比較的軽めです。学期末に提出するTerm Paperと、チームプレゼンテーション(「IT Outsourcing」「Role of CIO」など6種類のテーマの中から一つを選び、それについてプレゼンをする)のほかは、大した課題はありません。ただし、チームの編成は各自が希望したテーマに沿って行われるので、メンバーを選ぶ自由度がありません。このためとんでもないチームメイトと組むことになり、泣きを見る人も出てきます。ご注意下さい。

結論としては、受講者のバックグラウンドを選ぶ傾向がありますが、企業におけるITの活用方法を包括的に学ぶことができるという点では非常にいいと思います。CXOを目指す方には是非受講していただきたいクラスです。【H.Y. MBA'05】

 
15.597 Information Technology and Business Transformation Proseminartop
2004春
Cyrus Gibson
N/A

この授業はその名の通り、セミナー形式の授業です。毎回IT関連の「時の人」を呼んで、前半はその人の講演を聞き、後半には質疑応答から始まりクラス全体で議論をします。2004春に呼ばれた人々はUPSの元CIO、Bain & Companyのディレクター、DELLのVP、イギリス政府のCIOなどなど、なるほど有名人が勢ぞろいという感じでしたが、話が面白いかはまた別問題です。

今期の授業の中で最も盛り上がったのは、"IT Doesn't Matter" を執筆したNicholas G. Carrが講演をしたときでした。ご存知かもしれませんが、この刺激的なタイトルの論文でCarrは「ITはもはやインフラであり、持続的な(Sustainable)競争優位をもたらすものではない」と主張しており、今でもこの論文に対し多くの識者が反論を展開しています。講演においても自説の根拠(突っ込みどころ多し)を展開していました。この時は生徒たちもガンガン質問を浴びせかけていたのですが、最後の方は教授自身も一緒になって熱く議論を始めてしまい(ある意味生徒は置いてけぼり)、非常に面白く有意義な時間だったことを覚えています。

なお、学期を通じて提出しなければならないのは、Initial Paper,Final Paper,そして3人分のReaction PaperだけなのでかなりWorkloadは低いです。もちろん議論のために質問は用意してこなければいけませんが・・・。とにかくITの世界に身を置く人にとっては、普段絶対に会えないような大企業のCIOなどと議論をするチャンスでありオススメの授業です。【T.Y. MBA'05】

 
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