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購入のターゲット

さて、実際に購入するとなると、どのような自動車を、どのような方法で購入するか迷うこととなります。考えられるポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 日本車か外車か
  2. 新車か中古車か
  3. 車種
  4. ファイナンスの方法

購入ルート(ディーラー、個人売買など)については、別ページ「購入ルート」を参照してください。

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日本車か外車かtop  

(1)日本車
アメリカ国内で、運転中、自動車が故障する場合を考えてみてください。故障した場所から自動車が動けなくなった場合などは、自分でレッカー車を呼んで、修理工場まで運ぶ必要があります。さらに、アメリカの修理工場は値段をふっかけてくる場合が多いようなのですが、値段の相場感は外国人である日本人にとっては判断がつきかねることが多いでしょう。また、故障して動けなくなった場所が治安の悪い場所であった場合、最悪、身の危険を感じることにもなりかねません。

その点、日本車はやはり故障が少なく安心できることが魅力です。アメリカ人の間でも、故障の少ない日本車は非常に人気があります。購入する場合、最初に支払う価格は高いものの、帰国時の価値もそれなりに高いので、差し引きするとそれほど高くはつかないでしょう。運転の不慣れな外国で、慣れた日本車を運転した方が安心、ということもあるでしょう。

(2)アメリカ車
アメリカ車の品質はこのところ急速に改善されてきているようですが、それでもまだ日本車に比べると故障する確率が高いため、定期的な検査を念入りに行う必要があるでしょう。下手をすると、結局日本車よりも高くついた、ということにもなりかねません。ただ、せっかくアメリカに来たのだからアメリカ車を、という考え方もあると思います。

(3)欧州車
VOLVO、BMW、VW などを街中でよく見かけます。日本で買うよりは安く買えますが、国産車であるアメリカ車よりは値段が高めになります。走りは各車とも大変個性的なようです。

 
新車か中古車かtop  

(1)新車
予算に余裕があれば、新車がベストなのはいうまでもありません。さらに、メーカーの保証が3 年間はついてくるはず(メーカーによって異なる可能性あり)ですから、故障時も安心です。ただ中古車に比べ最初の1 年の値下がり幅が大きいため、帰国の際に売却した場合に手元に残る現金は少なくなるでしょう。2 年間で相当ドライブする、という意気込みのある方にはいいと思います。

(2)中古車
新車に比べて安いのが魅力です。また、日本に比べて中古車市場が非常に発達しており、需要も供給も多いため、購入の選択肢も非常に広がります。ただし、質の良い中古車を捜すのは結構骨が折れます。いわゆる「レモン」(質の悪い中古車)も多く出回っているようで、中古車を買ってすぐ故障、というケースもよくあるようです。これを避けるためには、信頼できるディーラーもしくは個人から購入する、また、あまり年式の古い自動車やマイレージの多い車は買わない、などの注意が必要になってきます。

さらに、中古車に対する需要が大きいアメリカでは、中古車の値段が非常に高く、日本ではまず値のつかないような中古車でも、平気で数千ドルの値がついたりします。走行距離についても、アメリカでは高速道路を使った長距離通勤をする人が多いせいか、4-5 万マイレージが累積した自動車はざらにあり、日本では考えられないほど高額の価格で流通しています【実際の価格については、「購入前の情報収集」を参照】。なお、マイレージについては、1 年で1 万マイル強を目安にしてください。

ご参考:
中古車の購入の場合、米国では日本にはないフリートセールスというシステムがあります。ディーラーが新車をレンタカー会社などに一定期間後の買い上げを前提に売り、ディーラーは引き取った車を今度中古車として売るのです。要はレンタカー上がりの安い新年式の中古車です。フリートだからといっても簡単に安心はできません。レンタカーはぞんざいに扱われることが多いのです。

 
車種top  

4 ドアの乗用車(「Sedan」とよばれています)が最も一般的です。独身ならば2 ドアの乗用車(「Coupe」と呼ばれています)もいいでしょう。ボストンの厳しい冬を考えると、オープンカーはお勧めしません。家族や友人で遠出をするのならミニバンがおすすめです。

なお、アメリカで販売されている日本車の種類は日本で販売されている日本車の種類よりかなり絞り込まれており、いわゆる「軽自動車」にあたる自動車は売られておりません。また、日本車の小型乗用車の中でも最も小さい部類に入る車(例えばトヨタのヴィッツや日産のマーチ)は売られていません。これは、アメリカの道の広さに起因するようです(ボストンの道はそれなりに狭いのですが・・・)。

新車も中古車も帰国時には売却しなくてなりません。買う前に、売却しやすい車種、年代を選ぶのがコツです。日本車の人気車種なら、そこそこの値段で売れるでしょう。また、持ち主が日本人ということで丁寧に扱っていると見てくれることもあるようです。

 
ファイナンスの方法top  

(1)現金
アメリカ国内でのクレジットが無い日本人にとっては、現金で買う方法が最も一般的です。ただし、ディーラーはパーソナルチェックを受け取らないので、銀行でBank Check を作ってもらう必要があります。

(2)リース
リースは新車のみ適用されます。新車にくらべイニシャルコストが少なくて済むこと、帰国時の、車を売却する手間と為替リスクを回避できることがメリットです。従来は3-4 年のものがほとんどでしたが、最近では2 年リースも扱っています。ただし、アメリカ国内では外国人で、しかも学生という立場の日本人学生にとって、リースが承認される確率は少なくなります。ディーラーにとってはOK であっても、実際にはリースはディーラーと提携している金融機関(リース会社)との契約になるためです。結局、承認がおりないか、おりても高い金利を払うことになる可能性があります。また、中古車と比べるとリースは新車で、売り払う手間がない分だけ割高になります。

 
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