9/1、Mass Pikeを走行中にState Policeのパトカーに捕まり、切符を切られました。工事中のため45mph制限になっていた区間を75mphで走行していたとの指摘で、罰金額はなんと$300。びっくりして警官に聞き返したところ、「切符裏面の指示に従って異議申し立て(アピール)すればいいよ」とアドバイスされたので、物は試しとその通りにしてみました。
「異議申し立てします」という箇所にチェックした切符を郵送して数週間待つと、違反をした地点を管轄する裁判所(私の場合はNewton)から呼び出しの文書が届きます。12/13午前、指示通りの時間に裁判所に出頭してみると、合計10名ほどが集まっています。てっきり私一人でヒアリングを受けるのかと思っていましたが、どうやら全員が同じ部屋に入り、一人ずつ順番に前に呼ばれて説明する形式のようです。他の人は傍聴しながら自分の番を待つということになります。
"Hearing Room" と書かれたその部屋は、映画でよく見る法廷のような作りになっていました。正面に裁判長がこちらを向いて座り、その前には全員の審理をまとめて担当する警察官1名と、違反者が並んで座れる席があります。 まずは裁判長から「自分を弁護する上で有利になると思うことは何でも発言しなさい」「このヒアリングの結果に異議がある場合は再審理を要求できます」などの説明があり、その後全員が右手を挙げ、"Do you swear to
tell the truth, the whole truth and nothing but truth, so help you God?" "I do." というこれまた映画でよく見る宣誓をしてから審理開始です。
スピード違反の人、車検切れの人、一時停止違反の人など、8月末から9月頭にかけて違反をしたさまざまな人々が来ており、皆それぞれに懸命の弁解をしていましたが、結果的には大半の人が裁定に納得せず、再審理を要求して帰って行きました。再審理は3月とのことですので、違反から解決まで半年かかることになります。そんな中、警察官側が書類をなくしたため無罪放免になった人が一人いて、皆から羨望のため息が漏れていました。裁判官も警察官も笑っていたくらいですから、基本的には和やかな雰囲気と言えます。
最後に私の番が来ました。席に着くと隣の警察官が「罪状」の説明をし、その後裁判官に促されて私が弁明することになります。「隣を大きなトラックが走っていて周囲がよく見えず、工事区間中だとは気づかなかった」、「後ろの車があおってきたのでスピードを上げて逃れようとした」、「まだアメリカでの運転に慣れようとしている最中だった(?)」、「日本では10年以上無事故無違反である(証明書も見せました)」などなど考え得るあらゆる弁解を並べたところ、「罰金$150に減額します。再審理を要求しますか?」とのこと。3月まで引っ張るのも面倒だったので再審理は断り、$150で確定することにしました。その場で裁定結果の書類を受け取り、後日小切手を郵送して罰金を支払うことになります。
長くなりましたが、異議を申し立てたことにより罰金が半分で済みましたので、結果的には良かったと思っています。申し立てにより罰金が増えることはありませんので、少しでもアピールできる点があると思ったら挑戦してみる価値があるのではないでしょうか。【H.Y. MBA'05】 |