目的
磁気テープ・コーディネーターの操作を追跡し、エラーをログに記録します。
構文
TL_device_name ファイルには、磁気テープ・デバイスまたはバックアップ・データ・ファイルを制御する device_name で示される磁気テープ・コーディネ ーター (butc プロセス) が実行したアクションが記録されています。このファイルにはまた、TE_device_name ファイルに書き込まれたのと同じエラーと警告メッセージが記録されます。
磁気テープ・コーディネーターは、初期化時に、/usr/afs/backup ディレクトリーに ASCII 形式のファイルを作成します。ファイルが存在する場合は、磁気テープ・コーディネーターはそのファイル名を TL_device_name.old に変更し、既存の TL_device_name.old ファイルがある場合は、それを上書きします。
磁気テープ装置の場合、磁気テープ・コーディネーターは、ローカルの /usr/afs/backup/tapeconfig ファイルで指定されている装置のパス名から最初の /dev/ という文字列を削除し、名前の中の残りのスラッシュを下線に置換して、ファイル名の可変部分の device_name を取り出します。たとえば、/dev/rmt/4m という装置のファイル名は、TL_rmt_4m になります。同様に、バックアップ・データ・ファイルの場合、磁気テープ・コーディネーターは、最初のスラッシュ (/) を削除し、残りのスラッシュを下線で置換します。たとえば、 /var/tmp/FILE というバックアップデータ・ファイルのファイル名は、TL_var_tmp_FILE になります。
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