管理解説書

prdb.DB0 および prdb.DBSYS1

目的

保護データベースとそれに関連したログを含みます。

構文

prdb.DB0 ファイルには、保護データベースが含まれます。このデータベースは、 AFS ユーザー、マシン、およびグループ名を、それぞれの ID (AFS UID と GID) にマップし、グループのメンバーシップを追跡します。ファイル・サーバーが許可ユーザーにデータ・アクセスを許可するときに、保護サーバー (ptserver プロセス) は、このデータベースの情報を使用してファイル・サーバーを支援します。

prdb.DBSYS1 ファイルは、各データベース操作の実行前に、保護サーバーが各操作を記録したログ・ファイルです。操作が中断すると、保護サーバーはログを参照して、操作を完了します。

この 2 つのファイルはバイナリー形式で、各セルのデータベース・サーバー・マシンの /usr/afs/db ディレクトリーにあります。保護サーバーが特定のマシンで始動または再始動すると、対等なサーバーとの接続を確立し、データベースのコピーと他のデータベース・サーバー・マシンのコピーが一致するかどうか検査します。一致していない場合には、保護サーバーは、AFS の分散データベース・テクノロジーである Ubik を呼び出し、最新のバージョン番号を持つデータベースのマシンのコピーをすべてのマシンに配布します。

保護データベースを管理する場合には、pts コマンド・セットのコマンドを必ず使用してください。 UNIX の tar コマンドなどのツールを使用して、定期的にデータベースのアーカイブ・コピーを作成するようにしてください。

関連情報

prdb_check

pts

ptserver


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