管理解説書

prdb_check

目的

保護データベースの保全性を検査します。

構文

prdb_check -database <ptdb_file>  [-uheader]  [-pheader]  [-entries]  
               [-verbose]   [-help]
   
prdb_check -d <ptdb_file>  [-u]  [-p]  [-e]  [-v]  [-h]

構文

prdb_check コマンドは、保護データベースの保全性を検査して、エラーまたは破壊があればこれを報告します。問題がある場合は、データベースが修復されるまで、 pts コマンドを発行しないでください。

注意

このコマンドの実行中に、保護サーバーが保護データベースに変更を加えると、予測できない結果が生じる可能性があります。 bos shutdown コマンドを使用して、ローカル ptserver プロセスを終了し、その後、このコマンドを実行するか、あるいは、コマンドを実行する prdb.DB0 ファイルの、 2 番目のコピー (名前を変えたもの) を作成してください。

オプション

-database
検査する保護データベース (prdb.DB0 ファイルのコピー) を指定します。そのファイルが現行作業ディレクトリーにない場合は、現行作業ディレクトリーに対する完全または相対パス名を提供してください。

-uheader
Ubik がデータベースのヘッダーで保守する情報を表示します。

-pheader
保護サーバーがデータベースのヘッダーで保守する情報を表示します。

-entries
データベースの個々の項目を出力します。情報の一部は、 pts examine コマンドが戻す情報と同じです。

-verbose
データベースに関する追加情報を報告します。追加情報には、データベースの項目数、このコマンドが検証している内部データベース構造体のトレースなどが含まれます。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

出力

データベースにエラーがあると、出力の際に必ず、標準エラー・ストリームでそのエラーが報告されます。 -database または、 -help 以外のオプションが指定されている場合は、標準出力ストリームに書き込まれる出力には、この解説ページのオプションのセクションで、各オプションについて述べたような追加情報が含まれます。出力はデバッグを目的としていて、保護データベースの内部構造に詳しい人には意味のあるものです。

必要となる特権

コマンドの発行者は、ローカル・スーパーユーザー root としてログインする必要があります。

関連情報

prdb.DB0 および prdb.DBSYS1

bos shutdown

pts examine

ptserver


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