目的
/usr/afs/etc/CellServDB ファイルにデータベース・サーバー・マシンを追加します。
構文
bos addhost -server <machine name> -host <host name>+
[-cell <cell name>] [-noauth] [-localauth] [-help]
bos addh -s <machine name> -ho <host name>+
[-c <cell name>] [-n] [-l] [-he]
構文
bos addhost コマンドは、-host 引き数に指定されたデータベース・サーバー・マシンの項目を、-server 引き数に指定されたマシン上の /usr/afs/etc/CellServDB ファイルに追加します。
注意
このコマンドの実行後 (更新サーバーを使用している場合には、それが変更を送り終えるまで待機した後)、すべてのデータベース・サーバー・マシンのデータベース・サーバー・プロセスを再起動し、/usr/afs/etc/CellServDB ファイルにリストされた新規のマシン・セットから候補を 1 つ選択してください。データベース・サーバー・マシンの追加および削除方法については、AFS インストールの手引き を参照してください。
マルチホームのデータベース・サーバー・マシン上では、ホスト名と IP アドレスが 1 対 1 のマッピングを維持していることが最上の方法です (実際、これは、すべての AFS マシンに対する標準的な構成です)。 BOS サーバーは、gethostbyname() ルーチンを使用して、 -host 引き数によって指定されたホスト名と関連したIP アドレスを入手します。複数のアドレスが存在する場合、BOS サーバーは、CellServDB 項目に、ルーチンによって戻されたアドレス・リストの先頭に表示されているアドレスをレコードします。ルーチンは、アドレスを、異なるマシンに異なる順序で戻す場合があり、このため、不整合が生じることがあります。
オプション
米国版 AFS を実行し、更新サーバーを使って /usr/afs/etc ディレクトリーの内容を配布するセルでは、通常 -server 引き数の値としてシステム・コントロール・マシンだけを指定します。国際版 AFS を実行しているセルでは、各ファイル・サーバー・マシンに対しコマンドを繰り返し発行してください。詳細については、bos コマンド・セットの解説ページを参照してください。
例
次のコマンドは、データベース・サーバー・マシンの db2.abc.com および db3.abc.com をマシン fs1.abc.com (システム・コントロール・マシン) 上の /usr/afs/etc/CellServDB ファイルに追加します。
% bos addhost -server fs1.abc.com -host db2.abc.com db3.abc.com
必要となる特権
コマンドの発行側は、-server 引き数で指定されたマシンの /usr/afs/etc/UserList ファイルにリストされているか、または -localauth フラグが使用されている場合は、ローカル・スーパーユーザー root としてサーバー・マシンにログオンしている必要があります。
関連情報
AFS インストールの手引き