管理解説書
目的
max group id または、
max user id カウンターの値を設定します。
構文
pts setmax [-group <group max>] [-user <user max>] [-cell <cell name>]
[-noauth] [-force] [-help]
pts setm [-g group max>] [-u <user max>] [-c <cell name>] [-n] [-f] [-h]
構文
pts setmax コマンドは、保護サーバーが新規のユーザー、マシン、またはグループに割り振る ID を記録するカウンターの、一方または両方の値を設定します。ユーザーおよびマシンに割り当てられた、
AFS ユーザー ID (AFS UID) 用の max user id カウンターと、グループに割り当てられた、
AFS グループ ID (AFS GID) 用の max group id カウンターがあります。
両方のカウンターの現行値を表示する場合には、
pts listmax コマンドを使用してください。
オプション
- -group
- max group id カウンターを設定します。負であることを示すために、値の前にハイフンを付けてください。管理者が次に pts creategroup コマンドを使用して、グループ項目を作成したときに、コマンドに、
-id 引き数が組み込まれていなければ、保護サーバーは、そのグループに、この値より 1 小さい AFS GID を割り当てます。
- -user
- max user id カウンターを設定します。管理者が次に pts createuser コマンドを使用して、ユーザーまたはマシン項目を作成したときに、コマンドに、
-id 引き数が組み込まれていなければ、保護サーバーは、そのグループにこの値より 1 大きい AFS UID を割り当てます。
- -cell
- コマンドを実行するセルを指定します。詳細については、pts の概要に関する解説ページを参照してください。
- -noauth
- 発行者に、非特権 ID anonymous を割り当てます。詳細については、
pts の概要に関する解説ページを参照してください。
- -force
- このフラグを使用すると、エラーや他の問題が発生したときに、最初のエラーでコマンドの実行を停止するのではなく、可能な限り継続します。
- -help
- このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。
例
次のコマンドは max group id カウンターを -500 に、
max user id カウンターを 1000 に設定しています。
% pts setmax -group -500 -user 1000
必要となる特権
コマンドの発行者は、system:administrators グループに属している必要があります。
関連情報
pts
pts creategroup
pts createuser
pts listmax
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