管理解説書

pts listmax

目的

max user id および max group id カウンターを表示します。

構文

pts listmax [-cell <cell name>]  [-noauth]  [-force]  [-help]
    
pts listm  [-c <cell name>]  [-n]  [-f]  [-h]

構文

pts listmax コマンドは、 max user id および max group id カウンターの値を表示します。保護サーバーは、これらのカウンターを使用して、それぞれ、新規のユーザーまたはマシンに割り振る AFS ユーザー ID (AFS UID)、および新規のグループに割り振る AFS グループ ID (AFS GID) を記録します。管理者が次に pts createuser コマンドを発行したときに、 -id 引き数を指定していなければ、新規のユーザーまたはマシンは、 max user id カウンターより 1 大きい AFS UID を受け取ります。また、ユーザーが pts creategroup コマンドを発行したときに、 -id 引き数を指定していなければ、新規のグループは、 max group id カウンターより 1 少ない AFS UID を受け取ります。

system:administrators グループのメンバーは、 pts setmax コマンドを発行して、いずれか一方または両方のカウンターをリセットすることができます。

オプション

-cell
コマンドを実行するセルを指定します。詳細については、pts の概要に関する解説ページを参照してください。

-noauth
発行者に、非特権 ID anonymous を割り当てます。詳細については、 pts の概要に関する解説ページを参照してください。

-force
このフラグを使用すると、エラーや他の問題が発生したときに、最初のエラーでコマンドの実行を停止するのではなく、可能な限り継続します。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

出力

このコマンドは、次の形式でカウンターを表示します。

   Max user id is user_counter and max group id is group_counter.
   

次の例は、このコマンドの出力を表しています。

   % pts listmax
   Max user name is 1271 and max group id is -382.
   

必要となる特権

なし。

関連情報

pts

pts setmax


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