目的
単一の読み取り / 書き込みボリュームにバックアップ・ボリュームを作成します。
構文
vos backup -id <volume name or ID> [-cell <cell name>] [-noauth] [-localauth] [-verbose] [-help] vos backup -i <volume name or ID> [-c <cell name>] [-n] [-l] [-v] [-h]
構文
vos backup コマンドは、指定された読み取り / 書き込みボリュームを複製して、読み取り / 書き込みバージョンと同じサイトにバックアップ・バージョンを作成します。バックアップ・ボリュームの名前は、読み取り / 書き込みソースの名前に、拡張子 .backup が付いたものと同じです。このボリューム ID 番号は、 vos create コマンドで読み取り / 書き込みソースが作成されたときに、ボリューム・ロケーション・データベース (VLDB) のボリュームに割り振られた ID です。バックアップ・バージョンが既に存在する場合には、新しい複製で置換されます。
複数のボリュームのバックアップ・バージョンを作成する場合には、 vos backupsys コマンドを使用してください。
オプション
出力
コマンドが正常に終了すると、次のメッセージが表示されます。
Created backup volume for volume name
例
次の例では、ボリューム user.smith のバックアップ・バージョンを作成します。
% vos backup user.smith Created backup volume for user.smith
必要となる特権
コマンドの発行側は、-server 引き数に指定されたマシン、および各データベース・サーバー・マシン上の /usr/afs/etc/UserList ファイルにリストされていなければなりません。-localauth フラグを使用する場合には、コマンドの発行側が、ローカル・スーパーユーザー root として、サーバー・マシンにログオンする必要があります。
関連情報