管理解説書

xstat_fs_test

目的

ファイル・サーバー・プロセスからデータを収集して表示します。

構文

xstat_fs_test [initcmd] -fsname <File Server name(s) to monitor>+
              -collID <Collection(s) to fetch>+  [-onceonly]
              [-frequency <poll frequency, in seconds>]
              [-period <data collection time, in minutes>]  [-debug] [-help]
   
xstat_fs_test [initcmd] -fs <File Server name(s) to monitor>+
              -c <Collection(s) to fetch>+  [-o]
              [-fr <poll frequency, in seconds>]
              [-p <data collection time, in minutes>]  [-d] [-h]

構文

xstat_fs_test コマンドは、 libxstat_fs.a ライブラリーのルーチンをテストして、ファイル・サーバー (fs プロセス)に関連したデータを収集し、表示します。このコマンドはフォアグラウンドで実行されます。

このコマンドは、大量の出力を生成します。この出力は保存して後で分析に使用したり、ファイルに出力することができます。

オプション

initcmd
コマンドの AFS コマンド・パーサーの使用状況を調べます。これはオプションです。

-fsname
ファイル・サーバー・プロセスをモニターする各ファイル・サーバー・マシンの完全修飾ホスト名を指定します。

-collID
収集するデータのコレクションを指定します。これにより、ファイル・サーバーについてコマンド・インタープリターが収集するデータのタイプおよび量が決まります。データは、定義済みのデータ構造で戻されます。

次の 3 つの値が指定できます。

0
ファイル・サーバーが開始されてから、内部ファイル・サーバー・ルーチンが呼び出された回数についてのプロファイル情報が戻されます。この値は、現在はインプリメントされません。データは戻されません。

1
ファイル・サーバーに関連するさまざまな内部パフォーマンス統計を報告します (たとえば、v ノードのキャッシュ項目および Rx プロトコル活動)。

2
1 を指定した場合の内部パフォーマンス統計以外に、ファイル・サーバーに関する詳細なパフォーマンス図 (ファイル・サーバー RPC に関する最小値、最大値、および累積統計、RPC の完了時間、成功回数など) が表示されます。

-onceonly
統計を 1 回だけ収集します。このフラグを省略すると、コマンドは、 -frequency 引き数で指定された頻度で、統計を取るために、キャッシュ・マネージャーをプローブします。この場合、プローブを停止するには、<Ctrl-c> を押します。

-frequency
プログラムがキャッシュ・マネージャーにプローブを開始する頻度を秒数で設定します。デフォルトは 30 秒です。

-period
プログラムの実行時間を分単位で設定します。指定した時間が経過すると、プログラムは終了します。デフォルトは、10 分です。

-debug
コマンド実行時に標準出力ストリームにトレースを表示します。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

関連情報

xstat_cm_test


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