管理解説書

xstat_cm_test

目的

キャッシュ・マネージャーからのデータ収集を表示します。

構文

xstat_cm_test [initcmd] -cmname <Cache Manager name(s) to monitor>+
              -collID <Collection(s) to fetch>+  [-onceonly]  
              [-frequency <poll frequency, in seconds>]  
              [-period <data collection time, in minutes>]  [-debug]  [-help]
   
xstat_cm_test [i] -cm <Cache Manager name(s) to monitor>+
              -co <Collection(s) to fetch>+  [-o]  
              [-f <poll frequency, in seconds>]  
              [-p <data collection time, in minutes>]  [-d]  [-h]

構文

xstat_cm_test コマンドは、 libxstat_cm.a ライブラリーのルーチンをテストして、キャッシュ・マネージャーに関連したデータ収集を表示します。このコマンドはフォアグラウンドで実行されます。

このコマンドは、大量の出力を生成します。この出力は保存して後で分析に使用したり、ファイルに出力することができます。

オプション

initcmd
コマンドの AFS コマンド・パーサーの使用状況を調べます。これはオプションです。

-cmname
キャッシュ・マネージャーをモニターする各クライアント・マシンの完全修飾ホスト名を指定します。

-collID
収集するデータのコレクションを指定します。これにより、キャッシュ・マネージャーについてコマンド・インタープリターが収集するデータのタイプおよび量が決まります。データは、定義済みのデータ構造で戻されます。

次の 3 つの値が指定できます。

0
キャッシュ・マネージャーが開始されてから、内部キャッシュ・マネージャー・ルーチンが呼び出された回数についてのプロファイル情報が与えられます。

1
キャッシュ・マネージャーに関連した様々な内部パフォーマンス統計をレポートします (たとえば、キャッシュの使用状況用、内部セルおよび内部セル・データのアクセス量についての統計)。

2
設定値 1 により提供されるすべての内部パフォーマンス統計に加え、詳細なパフォーマンス値 (たとえば、キャッシュ・マネージャーにより送信される RPC 数および完了するまでにかかる時間に関する統計、認証、アクセス、およびデータ・アクセスに関連した PAG 情報に関する統計) を報告します。

-onceonly
統計を 1 回だけ収集します。このフラグを省略すると、コマンドは、 -frequency 引き数で指定された頻度で、統計を取るために、キャッシュ・マネージャーのプローブを続行します。この場合、プローブを停止するには、<Ctrl-c> を押します。

-frequency
プログラムがキャッシュ・マネージャーにプローブを開始する頻度を秒数で設定します。デフォルトは 30 秒です。

-period
プログラムの実行時間を分単位で設定します。指定した時間が経過すると、プログラムは終了します。デフォルトは、10 分です。

-debug
コマンド実行時に標準出力ストリームにトレースを表示します。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

関連情報

xstat_fs_test


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