管理解説書

xfs_size_check

目的

適正な i ノード構成を検査します。

構文

xfs_size_check

構文

xfs_size_check コマンドは、 IRIX バージョン 6.2 またはそれ以降を実行し、サーバー区画として XFS フォーマットされた区画を使用する (従来は、/vicep ディレクトリーにマウントされた) ファイル・サーバー・マシン上での実行時に、各区画が 512 バイトの i ノードを使用していることを検査します。 AFS は、デフォルトで XFS が使用する 256 バイト i ノードでは足りないサーバー区画の i ノード情報を格納します。

注意

このコマンドは、XFS フォーマットされた区画をサーバー区画として使用できる IRIX システム・タイプの AFS 配布で使用可能です。

出力

すべてのサーバー区画が適切に構成されている場合、コマンドは出力を生成しません。出力する場合には、次のようなヘッダーが出力されます。

   Need to remake the following partitions:
   

さらに、各区画に対して IRIX mkfs コマンドおよびオプションを示す次のメッセージが表示されます。

   device: mkfs -t xfs -i size=512 -l size=4000b device
   

device は、単一ディスク区画の場合には /dev/dsk/dks0d0s0 を、論理ボリュームの場合には /dev/xlv/xlv0 のような形式で表されます。

必要となる特権

コマンドの発行者は、ローカル・スーパーユーザー root としてログインする必要があります。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]



(C) IBM Corporation 2000. All Rights Reserved