管理解説書

AuthLog

目的

認証サーバーの操作を追跡します。

構文

AuthLog ファイルには、ローカル・マシンでの認証サーバー (kaserver プロセス) 操作と、検出されたエラー状況が記録されます。

認証サーバーの始動時に AuthLog ファイルが /usr/afs/logs ディレクトリーに存在しない場合は、サーバー・プロセスは、このファイルを作成し、初期始動メッセージを書き込みます。ファイルが存在する場合は、認証サーバーはそのファイル名を AuthLog.old に変更し、既存の AuthLog.old がある場合は、上書きします。

このファイルは、ASCII 形式です。 /usr/afs/etc/UserList ファイルにリストされている管理者は、このファイルの内容を表示する bos getlog コマンドを使用することができます。または、サーバー・マシンにログオンしてから、テキスト・エディターまたは UNIX の cat コマンドなどのファイル表示コマンドを使用してください。デフォルトでは、AuthLog ファイルのモード・ビットは、すべてのユーザーに対して、必須の r (読み取り) アクセス権を許可します。

認証サーバーは完了した操作のみを記録するので、ファイルを調べるだけでは障害から回復できません。ログの内容はプロセス障害および他の問題の評価を管理するのに有効です。

関連情報

UserList

bos getlog

kaserver


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