ファイル・サーバーに登録するためのクライアント・マシン・インターネットを定義します。
構文
NetInfo ファイルは、ローカル・マシンのネットワーク・インターフェースの、 1 つまたは複数の IP アドレスをリストします。キャッシュ・マネージャーの初期化中にこのファイルが /usr/vice/etc ディレクトリーにある場合には、キャッシュ・マネージャーは、ローカル・インターフェースのリストの基盤として、このファイルの内容を使用します。このファイルがない場合には、オペレーティング・システムに構成されているインターフェースのリストを使用します。ファイルが存在すると、 /usr/vice/etc/NetRestrict ファイルにあるすべてのアドレスは、リストから削除されます。キャッシュ・マネージャーは、この結果リストを、カーネル・メモリーに記録します。キャッシュ・マネージャーは、ファイル・サーバーに接続を最初に確立するときに、このリストをファイル・サーバーとともに登録します。
ファイル・サーバーは、キャッシュ・マネージャーに対するリモート・プロシージャー・コール (RPC) を開始するときに (キャッシュ・マネージャーが送信した RPC に対する応答ではなく)、このアドレスを使用します。一般に、ファイル・サーバーは、コールバックを中断するときと、クライアント・マシンを PING して、キャッシュ・マネージャーがアクセス可能かどうか調べるときに、RPC を開始します。
NetInfo ファイルは、ASCII 形式です。各行にマシンの IP アドレスの 1 つが記述されています。このアドレスは、ドット付き 10 進数で定義されています。ファイル・サーバーは、リストの先頭に表示されるアドレスから使用します。残りのアドレスの順番は関係ありません。最初のインターフェースとの RPC が失敗すると、ファイル・サーバーは、リスト内の他のすべてのインターフェースに RPC を同時に送信するためです。最初に応答したインターフェースに、ファイル・サーバーは PING および RPC を送信し、コールバックを中断します。
キャッシュ・マネージャーが、1 つまたは複数のアドレスを使用することを禁止するには、これらのアドレスを NetRestrict ファイルにリストします。ファイル・サーバーに登録されているキャッシュ・マネージャーのアドレスを表示する場合には、fs getclientaddrs コマンドを使用してください。クライアント・マシンがリブートするたびに、現在のインターフェース・リストを新しいリストに置換するには、fs setclientaddrs コマンドを使用してください。
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