管理解説書

unlog

目的

発行側のトークンすべてを破棄します。

構文

unlog [-cell <cell name>+]  [-help]
   
unlog [-c <cell name>+]  [-h]

構文

unlog コマンドは、発行側が現在保留しているトークンをデフォルトで破棄します。特定のセルのトークンのみを破棄する場合は、-cell 引き数にセルを指定します。

トークンは 1 つのクライアント・マシンにのみ関係しているので、1 つのマシンを破棄しても、他のマシンのトークンには影響はありません。

注意

1 つ以上のセル名を指定すると、発行側が任意のセルで有効なトークンを持たない限り、しばらくの間認証が停止する可能性があります。これは、コマンドがすべてのトークンを破棄し、-cell 引き数に指定されないセルのトークンを復元するためです。認証が停止すると、認証を必要とするジョブの操作は中断します。

オプション

-cell
トークンを破棄するセルを指定します。この引き数を省略すると、キャッシュ・マネージャーはすべてのトークンを破棄します。完全修飾されたドメイン名または省略形を指定してください。使用できる省略形は、コマンド発行時の名前解決サービス (ドメイン・ネーム・サービスやローカル・ホスト・テーブルなど) の可用性によって異なります。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

以下のコマンドは、すべてのトークンを破棄します。

   % unlog
   

以下のコマンドは、abc.com および stateu.edu セルのトークンのみを破棄します。

   % unlog -cell abc.com stateu
   

必要となる特権

なし。

関連情報

klog

tokens


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