書き言葉特有の語彙・表現


中級以降では、書き言葉の文体に見合った語彙を選択し、使い分けるための訓練も必要です。書き言葉特有の語彙や表現は多数ありますが、この指導法ではまず、必要最低限のものに限って導入します。


特に数の多い書き言葉の副詞や語彙に関しては、使用頻度の高いもの、学習者が既に知っているものを優先して紹介し、確実に使いこなせるようにします。


説明の必要なものは例やよくある間違いなどを提示しながら導入します。例えば上の表で印を付けた表現には、次のようなスライドを用意します。


また、学習者の既習の語彙の中で、話し言葉と書き言葉の比較ができるものを挙げます。

食べる→食事する   頼む/お願いする→依頼する  つまらない→退屈(な)

びっくりする→驚く  写真を撮る→撮影する  面白い→興味深い


 

長い表現は短くできないか(作文で字数決める)も指導

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