導 入 内 容 と 順 序


導入する書き言葉の内容は、必要最低限ものに限りました。導入量が多かった2012年初回の実施に比べ、絞り込んだ最重要ポイントをまず集中して導入した方が優れた学習効果が得られたためです。学習者が短期間で集中して基本的な決まりを習得し、「書き言葉」を概念として捉えられるようになれば、その後は教科書などで新しい語彙や表現を学習する際に、話し言葉と書き言葉の使い分けの注意を少し促すだけでよいのです。

導入は、以下のように各セットごとに行いますが、授業の形態や学習者のレベルにより、1セットの導入を数回に分けて行っても構いません。ただし、オンラインの練習問題は、そのセット内の導入が全て終わった時点で取り組むようにしてください。使用する教科書によっては既に導入されていたり順序が前後する項目もあると思いますが、その場合は適宜調整してください。