管理解説書

NoAuth

目的

許可検査を使用不可にします。

構文

NoAuth ファイルは、それがサーバー・マシンの /usr/afs/local ディレクトリーにある場合は、このマシンで実行されている AFS サーバー・プロセスに対して、許可検査が必要ないことを指示します。マシンのローカル・ファイル・システムにログインしているユーザー、または AFS コマンド・セットのコマンドなどマシンの AFS サーバーの機能に影響を及ぼすリモート・コマンドを発行しているユーザーにアクションが実行されます。許可検査の失敗は、マシンの AFS サーバーの機能上の問題があることを意味しています。通常、このような状況は、ファイルが存在している次の 2 つの場合が考えられます。

他の状況でこのファイルがない場合には、AFS サーバー・プロセスが認証検査を実行し、特権を必要とするコマンドの発行側を検査しています。

このファイルは、次のいずれかの方法で作成します。

ファイルを削除する場合には、-authrequired 引き数に on を指定して、bos setauth コマンドを発行してください。

ファイルの内容は無視され、空 (0 長) のファイルが有効になります。

関連情報

bos setauth

bosserver


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