管理解説書

SALVAGE.fs

目的

AFS サーバー区画のサルベージを起動します。

構文

SALVAGE.fs ファイルが、ファイル・サーバー・マシンの /usr/afs/local ディレクトリーにある場合は、このファイルは基本 OverSeer (BOS)サーバー (bosserver プロセス) に対して、ファイル・サーバー (fileserver プロセス) の障害から回復するときにサルベージャー (salvager プロセス) を呼び出すように指示します。

BOS サーバーは、fs プロセスを始動または再始動するたびに、ゼロ長のファイルを作成します。ファイル・サーバーが正常に終了すると (たとえば、bos shutdown または bos stop コマンドの応答として)、BOS サーバーは、このファイルを削除します。ファイル・サーバーが異常終了すると、ファイルは /usr/afs/local ディレクトリーに残ります。これは、ファイル・サーバーおよびボリューム・サーバー・プロセスを再始動する前に、 BOS サーバーが Salvager プロセスを呼び出して、障害によって生じたと思われるファイル・システムの不整合を修正する必要があることを示しています。

このファイルは、作成または削除してはなりません。 Salvager プロセスを直接呼び出す場合には、bos salvage コマンドを使用するか、ファイル・サーバー・マシンにローカル・スーパーユーザー root としてログインし、 salvager コマンドを発行してください。

関連情報

bos salvage

bosserver

fileserver

salvager

volserver


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