管理解説書

fstrace setlog

目的

トレース・ログのサイズを設定します。

構文

fstrace setlog [-log <log_name>+]  -buffersize <1-kilobyte_units>  [-help]
      
fstrace setl [-l <log_name>+]  -b <1-kilobyte_units>  [-h]
      
fstrace sl [-l <log_name>+]  -b <1-kilobyte_units>  [-h]

構文

fstrace setlog コマンドは、 cmfx トレース・ログのために割り振られるカーネル・メモリーのKB 数を定義します。現在カーネル・メモリーが割り振られている場合、コマンドは現在のログを消去して、指定されたサイズの新規ログ・バッファーを作成します。

現在のログ・バッファーの定義されたサイズを表示するには、 fstrace lslog コマンドに -long 引き数を付けて発行します。指示された総スペースが実際に割り振られているかどうかを制御するには、 cm イベント設定の状況を設定するための fstrace setset コマンドを使用します。イベント設定の状況を表示するには、fstrace lsset コマンドを使用します。

オプション

-log
トレース・ログに設定するサイズを付けます。唯一の許容値で、この引き数が省略されている場合のデフォルトも cmfx です。

-buffersize
トレース・ログのために割り振るカーネル・メモリーの 1 KB ブロックの数を指定します。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

以下のコマンドは、cmfx トレース・ログのためにカーネル・メモリーに 80 KB が割り振られます。

   # fstrace setlog -log cmfx -buffersize 80
    

必要となる特権

コマンドの発行者は、ローカル・スーパーユーザー root としてログインする必要があります。

関連情報

fstrace

fstrace lslog

fstrace lsset

fstrace setset


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]



(C) IBM Corporation 2000. All Rights Reserved