目的
VLDB 項目から読み取り専用サイト定義を削除します。
構文
vos remsite -server <machine name> -partition <partition name> -id <volume name or ID> [-cell <cell name>] [-noauth] [-localauth] [-verbose] [-help] vos rems -s <machine name> -p <partition name> -i <volume name or ID> [-c <cell name>] [-n] [-l] [-v] [-h]
構文
vos remsite コマンドは、 -machine および -partition 引き数で指定された読み取り専用の複写サイトを、指定された読み取り / 書き込みボリュームのボリューム・ロケーション・データベース (VLDB) 項目から削除します。
このコマンドは、vos addsite コマンドで間違って作成された読み取り専用サイトを、vos release コマンドで実際にリリースされる前に削除するのに有用です。サイトに読み取り専用コピーがあっても、そのコピーは影響を受けません。ただし、この読み取り専用サイトがこのボリュームの任意のバージョンを格納した最後のサイトである場合は、読み取り専用バージョンのコピーが実際にサイトにまだ存在する場合でも、VLDB 項目全体が削除されます。 VL サーバーは、vos syncserv および vos syncvldb コマンドが実行されるまでこの矛盾を修正しません。
注意
読み取り専用ボリュームを削除する場合に、このコマンドを通常の方法として使用しないでください。 VLDB とファイル・サーバー・マシン上のボリュームに矛盾が生じる可能性があるためです。その場合には、vos remove コマンドを使用してください。
オプション
例
次のコマンドは、ファイル・サーバー・マシン fs5.abc.com で間違って定義されたサイト /viceph を、ボリューム root.cell の VLDB 項目から削除します。
% vos remsite -server fs5.abc.com -partition h -id root.cell
必要となる特権
コマンドの発行側は、-server 引き数に指定されたマシン、および各データベース・サーバー・マシン上の /usr/afs/etc/UserList ファイルにリストされていなければなりません。-localauth フラグを使用する場合には、コマンドの発行側が、ローカル・スーパーユーザー root として、サーバー・マシンにログオンする必要があります。
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