管理解説書

backup deldump

目的

バックアップ・データベースからダンプ・レベルを削除します。

構文

backup deldump -dump <dump level name>  [-localauth]  
               [-cell <cell name>]  [-help]
   
backup deld -d <dump level name>  [-l]  [-c <cell name>]  [-h]

構文

backup deldump コマンドは、指定されたダンプ・レベルと、その子ダンプ・レベルのすべてをバックアップ・データベースのダンプ階層から削除します。ダンプ階層を表示する場合には、backup listdumps コマンドを使用してください。

オプション

-dump
削除するダンプ・レベルを完全パス名で指定します。

-localauth
ローカルの /usr/afs/etc/KeyFile ファイルのキーを使用して、サーバー・チケットを構成します。相互認証の間、 backup コマンド・インタープリターは、バックアップ・サーバー、ボリューム・サーバーおよび VL サーバーにこのチケットを提供します。このフラグは、-cell 引き数と一緒に使用してはなりません。詳細については、backup の解説ページを参照してください。

-cell
コマンドを実行するセルを指定します。この引き数は、 -localauth フラグと一緒に使用してはなりません。詳細については、backup の解説ページを参照してください。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

次のコマンドは、ダンプ・レベル /sunday1/monday1 とその子ダンプ・レベルをダンプ階層から削除しています。

   % backup deldump /sunday1/monday1
   

必要となる特権

コマンドの発行者は、バックアップ・サーバーが実行されているすべてのマシン上の /usr/afs/etc/UserList ファイルにリストされていなければなりません。また、-localauth フラグを使用する場合は、ローカル・スーパーユーザー root としてサーバー・マシンにログオンする必要があります。

関連情報

backup

backup adddump

backup listdumps


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