管理解説書

bos getrestart

目的

サーバー・プロセスの自動再起動時刻を表示します。

構文

bos getrestart -server <machine name>  [-cell <cell name>]
               [-noauth]  [-localauth]  [-help]
   
bos getr -s <machine name>  [-c <cell name>]  [-n]  [-l]  [-h]

構文

bos getrestart コマンドは、-server 引き数に指定されたサーバー・マシンにある /usr/afs/local/BosConfig ファイルから次の 2 つの再起動時刻を表示します。

再起動時刻を設定する場合には、bos setrestart コマンドを使用してください。

オプション

-server
再起動時刻を表示するサーバー・マシンを指定します。 IP アドレスまたはホスト名 (完全修飾名または省略形) によってマシンを識別します。詳細については、bos コマンド・セットの概要の解説ページを参照してください。

-cell
コマンドを実行するセルを指定します。この引き数は、 -localauth フラグと一緒に使用してはなりません。詳細については、bos の解説ページを参照してください。

-noauth
コマンドの発行側に非特権 ID anonymous を割り当てます。このフラグは -localauth フラグと一緒に使用してはなりません。詳細については、bos の解説ページを参照してください。

-localauth
ローカルの /usr/afs/etc/KeyFile ファイルのキーを使用して、サーバー・チケットを構成します。 bos コマンド・インタープリターは、相互認証中に、このチケットを BOS サーバーに渡します。このフラグは、-cell 引き数または -noauth フラグと一緒に使用してはなりません。詳細については、bos の解説ページを参照してください。

-help
このコマンドのオンライン・ヘルプを出力します。これ以外の有効なオプションはすべて無視されます。

出力

次の 2 行が出力されます。

   Server machine_name restarts at time
   Server machine_name restarts for new binaries at time
   

time には、次の値が指定できます。

次の例は、マシン db2.abc.com の再起動時刻を表示しています。

   % bos getrestart db2.abc.com
   Server db2.abc.com restarts at sun 4:00 am
   Server db2.abc.com restarts for new binaries at 2:15 am
   

次の例では、マシン名 fs1.abc.comfs1に省略し、セルのネーム・サーバーを使用して名前を解決しています。出力には、省略された形式が表示されます。

   % bos getrestart fs1
   Server fs1 restarts at sat 5:00 am
   Server fs1 restarts for new binaries at 11:30 pm
   

必要となる特権

なし。

関連情報

BosConfig

KeyFile

bos

bos getdate

bos setrestart

bos status


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