管理解説書

BosConfig

目的

BOS サーバーがモニターするサーバー・プロセスを定義します。

構文

BosConfig ファイルは、基本 OverSeer (BOS) サーバーのサーバー・マシンでモニターするプロセスをリストします。これにより、マシンで実行される AFS サーバー・プロセスが定義されます。このファイルには、プロセス失敗時の BOS サーバーの動作が指定されています。また、パフォーマンス保守の一部として BOS サーバーがプロセスを自動的に再開する回数も定義されています。このファイルは、各 AFS サーバー・マシン上の /usr/afs/local ディレクトリーに常駐する必要があります。

BosConfig ファイルのサーバー・プロセスの項目には、次のような情報が記録されます。

サーバー・プロセス項目のほかに、BosConfig ファイルには、 BOS サーバーが 2 つのタイプの自動プロセスを再始動する時刻が指定されています。

BosConfig ファイルは ASCII 形式ですが、テキスト・エディターで更新しないでください。この形式は変更することができますが、項目を間違った形式にしてしまうと、サーバーが起動しなくなり、その診断が難しくなることがあります。編集する場合には、次のように、 bos コマンド・セットから適切なコマンドを使用してください。

また、BosConfig ファイルの項目を変更せずに、プロセスを開始または停止する bos コマンドもあります。 BOS サーバーは、開始時にだけ BosConfig ファイルを読み込み、情報をそのメモリーに転送します。したがって、BOS サーバーのメモリー内のプロセスの状況は BosConfig ファイルの内の状況とは異なる場合があります。次のコマンドは、BOS サーバーのメモリー内のプロセスの状況のみを変更します。

関連情報

bos create

bos delete

bos getrestart

bos restart

bos setrestart

bos shutdown

bos start

bos startup

bos status

bos stop

bos salvage

fileserver

salvager

volserver


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