目的
AFS バイナリー・ファイルのタイム・スタンプを表示します。
構文
bos getdate -server <machine name> -file <files to check>+ [-dir <destination dir>] [-cell <cell name>] [-noauth] [-localauth] [-help] bos getd -s <マシン 名> -f <検査するファイル>+ [-d <あて先ディレクトリー>] [-c <cell name>] [-n] [-l] [-h]
構文
bos getdate コマンドは、-file 引き数で指定されたバイナリー・ファイルの現行バージョン、.BAK バージョン (もしあれば)、および .OLD バージョン (もしあれば) の各タイム・スタンプを表示します。 (新しいバイナリー・ファイルが bos install コマンドによってインストールされると、BOS サーバーは、.BAK および .OLD バージョンを自動的に作成します。) -dir 引き数に代替ディレクトリーを指定しない限り、ファイルは -server 引き数に指定されたサーバー・マシンの /usr/afs/bin ディレクトリーになければなりません。
バイナリー・ファイルを .BAK バージョンに戻すには、bos uninstall コマンドを使用してください。 /usr/afs/bin ディレクトリーから古いバイナリー・ファイルを削除するには、bos prune コマンドを使用してください。
オプション
このマシンのシステム・タイプのバイナリー・ファイル配布マシン上にバイナリー・ファイルが正しくインストールされ、このタイプの他のすべてのマシンで upclientbin プロセスが適切に実行されている場合は、AFS システム・タイプのすべてのサーバー・マシンは、同じタイム・スタンプを示されます。
出力
-file 引き数で指定されたファイルごとに、現行の (マークされていない) .BAK および .OLD の各バージョンのタイム・スタンプが出力に表示されます。この出力は、単に省略するのではなく、バージョンが存在しないことを明示的に示します。
例
次のコマンドは、ベース名 kaserver を持つファイルのタイム・スタンプをマシン fs2.abc.com 上で検査しています。
% bos getdate -server fs2.abc.com -file kaserver File /usr/afs/bin/kaserver dated Mon Jan 4 10:00:36 1999. .BAK file dated Wed Dec 9 18:55:04 1998, no .OLD file.
必要となる特権
なし。
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